如意ヶ嶽 2.22

About 如意ヶ嶽

如意ヶ嶽 如意ヶ嶽 is a well known place listed as Mountain in -NA- , Landmark & Historical Place in -NA- ,

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如意ヶ嶽(にょいがたけ、にょいがだけ)は日本の京都、東山に存在する山。標高472メートルで、山頂は京都市左京区粟田口如意ヶ嶽町。他の表記・呼称は如意ヶ嶽、如意嶽、如意岳、如意ヶ峰(にょいがみね)、如意山(にょいやま)など。また如意ヶ嶽は京都市左京区と滋賀県大津市の境ともなっており、鹿ヶ谷から池ノ谷地蔵を経て園城寺へ至る山道は「如意越」(にょいごえ)と呼ばれ、これは京と近江の近道とされ如意ヶ嶽の戦いなど合戦の舞台になったことがあるほか、城跡も残っている(後述)。また古来より信仰を集めた山であり、山中にはかつて大規模な山岳寺院・如意寺(にょいじ)が在った。支峰(西峰)として標高465.4メートルの大文字山(だいもんじやま)があり、8月16日に執り行われる京都の伝統行事、五山の送り火の大文字として著名であり、逸話も多い。この大文字山はその山上から京都市内を一望でき、ハイキングコースとしても人気がある。本項では如意ヶ嶽と同時に支峰の大文字山なども併せて解説する。概要京都東山の一峰で、東山の主峰。標高472メートル。比叡山を東山に含むか否かについては諸論あるが、含めないとした場合、最高峰が如意ヶ嶽である。京都府と滋賀県の県境に位置し、山域は北白川、浄土寺、鹿ヶ谷にまたがる。京都側の麓はおおよそ、今出川通や丸太町通の東端。京都市左京区北白川、銀閣寺、浄土寺、鹿ヶ谷辺り。滋賀県側はおおよそ大津市、長等山、園城寺近辺。北は白川の上流部を挟み比叡山支峰四明岳、南は南禅寺、山科区となっている。五山の送り火の筆頭、大文字として著名で、また山中にかつて園城寺(三井寺)の末寺であった「如意寺」(にょいじ)なる大規模な寺院が存在するなどしており、現在でも山中には信仰の対象となる施設が多い。また山上からの眺望は素晴らしいものである。