門司区 3.29

Kitakyushu-shi, Fukuoka 801-8510
Japan

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門司区(もじく)は、北九州市を構成する7区の行政区の一つである。地理日本の九州の最北端に位置しており、企救半島の大半の地域を占めている。奈良時代には門司に関所が置かれていたことが知られ、鎌倉時代には北条得宗家の所有となり、鎌倉幕府滅亡後に足利尊氏に恩賞として与えられた。南北朝時代には周防国の大内氏が長門国と豊前国に進出し、関門海峡の両岸を支配した。門司の領主とみられる門司能秀が文明年間に大内氏の奉行人であったことが知られている。近代は石炭の積み出しや貿易の中継基地としての役割をもつ港湾都市として栄えた。国道・鉄道の関門トンネルや高速道路の関門橋、関門連絡船など九州と本州を結ぶ交通の要所となっており、関門海峡を挟んで位置する山口県下関市との関係が強い。また企救半島東部の周防灘に面した新門司地区にはフェリーターミナルがあり、関西方面への旅客便が就航している。近年、中心部は門司港レトロ地区の整備により観光化が進んでいる。