■設立経緯
2011年9月の台風12号による紀伊半島大水害で、三重県熊野市も甚大な被害を受けました。そのときに被災地で立ち上げた個人ボラセンが、紀伊半島生活取戻し隊でした。
このとき、被災直後に現地調査を行い、支援の手が薄かった山間部を中心に、1週間後に初日の活動をはじめました。また、県内初のチェンソーを主体とした災害ボランティアで構成され、通算24日間、延231名の災害ボランティアを受け入れました。
主な救援活動が終了後、このときの災害ボランティアが集まってできたのが、現在の熊野レストレーションになります。これまでの反省と次への展開を考えた2012年1月のことです。
また、2014年3月20日に、一般社団法人を取得しました。
■活動理念
熊野レストレーションは、このときの豪雨災害での被災を教訓に、「森林里山の荒廃が起因する災害でもあった」、「少子高齢化位の過疎地域では、被災がもたらす影響があまりも大きい」ことから、森林里山の保全活動をしていくとともに、被災地の生活向上を願う日常的な支援も担っていきます。
また、私たちが集まるきっかけとなったチェンソーを使用した災害支援ネットワークの構築も視野に入れ、個人のスキルを向上させ、チェンソーの理解と普及にも努めます。なお、災害時には、チェンソーを主体としたテクニカルサポートを率先しています。
■会員(2017年09月時点)
合計 40名(正会員26名、賛助会員13名、学生会員1名)
■構成
・理事 8名
代表理事 端無 徹也(三重県)
副代表理事 柳本 憲久(三重県)
副代表 水上 陽平(愛知県)
専務理事 岡元 俊和(神奈川県)
理事 田中 宏信(神奈川県)
理事 澤田 貴之(兵庫県)
監事 中植重治(大阪府)
外部監事 奥野 由衣(三重県)
・事務局
東紀州コミュニティデザインに委託
事務局 端無弘子、長谷川紀人
■お知らせ
熊野レストレーションでは、積極的に関わってくれるボランティアスタッフを募集します。将来的には、雇用も考えています。これがなければ、この地域では定着しませんよね。なお、現在、中山間支援事業にて、就農希望者を2名募集しています。また、活動支援金の募集もしています。よろしくお願いします。
■活動支援金の振り込み先
・ゆうちょ銀行 二二八(228)支店 普通 2036625
シャ)クマノレストレーション
・ゆうちょからゆうちょの場合
記号 12210
番号 20366251
シャ)クマノレストレーション
※現在、熊野レストレーション事務局を、キタガワノホトリ(尾鷲市北浦町1-8)においています。また、熊野事務所は、未来874事務室(熊野市飛鳥町佐渡462)においています。このほか、関西支部、関東支部がそれぞれあります。