すえまつ戦隊 1.96

末松なおひろより
『　今回、私が県議会選に立候補しようと思ったきっかけは大きく３つあります。
１つ目は、４年前の東日本大震災の被災地でのボランティア活動です。地震や津波で被害を受けた地方に住む方々の途方に暮れている姿に対し、首都圏では、それまでと変わらぬ平常の生活が営まれている対比に愕然としました。同時に、自分の住む地域にもしも何かがあった場合に、立ち直ることができるのだろうかと心配になりました。
２つ目は、宇城地域が以前よりも元気がなくなっていると感じていることです。就職先が少ないということで、住民の多くは宇城地域外で就業しています。一方で、人口が減少しており、昔は行われていた地域の行事なども維持するのが困難な状況でもあります。
３つ目は、農業の衰退です。現在、現職の県議会議員４９名に対し、農業従事者は１名です。農業県といわれる熊本県において、これでは現場の声は届きません。私は就農して３２年になりますが、いいものを生産すれば買ってもらえる時代は終わったということを身に染みて感じます。付加価値をつけるための加工や、６次産業化にも携わってきましたが、そこで感じたのは、農家の奥さんにも自由になるお金は必要だということです。農家の夫が中心となり生産した農産物を青果の状態で売り、妻が加工や６次産業化などで副収入を得られるという、農村の暮らしを充実させたいと思っています。
国政も県政も、さまざまな政策を行っています。しかしながら、どうも現場の声が生かされている内容とは思えません。私は、そういったものを、ただ批判するだけではなく、地域の声を聞きながら、地域の声をまとめていく形でエネルギーに変えていきたいと思っています。地域の方々に『夢』や『希望』を持ってもらえる地域づくりをしていきたいと思っています。
このページは、地域の皆さまにも活用していただき、そうした声を県政の場で形につなげていきたいと思っています。』