天満橋駅 4.33

4.5 star(s) from 16 votes
天満橋京町,

About 天満橋駅

天満橋駅 天満橋駅 is a well known place listed as Public Transportation in 天満橋京町 ,

Contact Details & Working Hours

Details

天満橋駅(てんまばしえき)は、大阪府大阪市中央区天満橋京町1-1にある、京阪電気鉄道・大阪市営地下鉄の駅。駅番号は京阪電気鉄道がKH03、大阪市営地下鉄がT22。旧淀川(大川)に架かる天満橋の南詰に位置する。元は京阪の大阪側ターミナルであったが、淀屋橋駅への延伸で中間駅となったことから、現在の利用者数は京橋駅や淀屋橋駅を下回っている。歴史起点の駅として1910年、京阪電鉄の開業に伴い大阪側の起点として設置された駅である。当初は現在の北浜駅寄りの高麗橋付近に起点を置く計画であったが、大阪市電との絡みもあり計画より京都寄りの当駅が起点となった。開業当初の駅は電停と変わりのない簡素な物であったが、大正時代にホームの高床化・駅舎の新築がおこなわれ、3面4線の櫛形ホームとなった。昭和初期の1932年には淀川と寝屋川との合流部の付け替え工事が行われ、その河川敷の払い下げを受けて3代目駅舎が造られた。この駅舎は櫛型4面6線の旅客用ホームに貨物用ホーム1面1線を加えた構造で、現 OMMビル中央付近に南北に地下道があり、これを境に各ホームの東側を降車ホーム、西側を乗車ホームとして、完全な乗降分離を行なっていた。地下道の南端は土佐堀通北側歩道下にあたるが、この地下道南端に降車用改札口があり、各降車ホームからの乗客は地下道改札口を経て大阪市電・バスに乗り換えていた。現在もOMMビルの東側には京阪東口と称する交差点やバス停が残っているが、これらはこの降車用改札口に由来しており、ここから天満橋交差点北東角の乗車口までの土佐堀通北側には名店街もあった。乗車口の南側には1/4円形敷地の駅本屋、北側には3階建の京阪デパート天満橋店があった(1933年開店)。駅本屋には大形庇があり、戦後はひらかた大菊人形などの各種広告に使用された。本屋内中央には円形の切符売場があったが、天井がドーム風に非常に高く建築されており、ひらかた大菊人形開催時には提灯風広告が吊るされるなど、ここでも各種広告が行なわれていた。この駅舎は太平洋戦争・大阪への空襲で全焼したが、戦後修復され京阪本線地下化まで使用された。