出雲ドーム 3.76

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Izumo-shi, Shimane 693-0058
Japan

About 出雲ドーム

出雲ドーム 出雲ドーム is a well known place listed as Sports Venue & Stadium in Izumo-shi ,

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Details

出雲ドーム(いずもドーム)は、島根県出雲市の出雲健康公園内にある多目的ドーム施設。施設は出雲市が所有し、NPO法人出雲スポーツ振興21が指定管理者として運営管理を行っている。概要・歴史島根県や隣県の鳥取県を含む山陰地方の冬季は寒冷で雨や雪の日が多く季節風も強いという気象条件に見舞われるが、1989年に出雲市長に就任した岩國哲人は「気候に左右される事なく、年間を通じて老若男女を問わず伸び伸びとスポーツ・レクリエーションを楽しめる施設」というコンセプトの下で、屋内型多目的体育施設の建設計画を立案した。また「建築的にも優れ、全国的にも注目される施設」として、当時市町村レベルでは例のなかった「ドーム型施設」を建設する事とし、更に出雲地方の伝統である木造りの技術を活かしながら躯体を木造で建設する事とした。こうして整備が進められ、出雲ドームは1992年4月29日に出雲市50周年を記念して日本初の木造ドーム施設として開場した。躯体は直径140.7m、高さ48.9mで当時木造建築物としては世界最大級といわれた(なおその後、1997年7月に出雲ドームよりも規模の大きい木造ドームである大館樹海ドームが秋田県の大館市に完成している)。またスタンドを可動式とし、フィールドを多目的に使用できるよう設計されている。屋根は集成材によりアーチ状に支えられているが、開閉はできない。だが外壁が可動式(一部は完全開放可)となっており、自然換気が行えるようになっている。現在、出雲ドームは軟式野球、ラグビー、サッカー、ソフトボールなどの屋外球技を始めとした各種スポーツイベントやコンサート(出雲ドーム2000人の吹奏楽など)、プロレス興行などに使われている。また、毎年10月に開催される出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲駅伝)のゴール地点にもなっている。出雲ドームを中心とした健康公園は1998年から園地の拡張や施設の拡充が行われた。また開場時のグラウンドは全面クレー舗装だったが、2000年に人工芝を敷設した。