豚の味珍 4.01

一般的な、豚を白茹して酢みそで食べる豚足とも、中華街に売っているような中華系の香辛料、八角等で煮た豚足とも違い、醤油ベースの秘伝の和風タレでじっくりと煮込んであります。内蔵類にはクセのあるにおいや味があり、それを消すために通常は香辛料を使いますが、味珍は香辛料を使わず、長時間煮ることで油を煮出し、においを消しました。
足、耳、尾の煮汁を、繰り返し使うことにより、内臓特有のモチモチ、ネットリのゼラチン質の旨みを際立たせています。
日本人の舌に良くあうマイルドなその味は、創立当初の昭和36年から、ずっと変わらずに受け継がれています。骨付きの足や尾、柔らかさと適度な歯ごたえのある耳や胃、めずらしい豚の頭など、よそでは食べることのできない味珍ならではの味です。