秩父神社 4.76

・ご創建
平安初期の典籍『先代旧事紀ー国造本紀』によれば、人皇第10代、崇神天皇（すじんてんのう）の御代、知知夫国（ちちぶのくに）の初代国造に任ぜられた知知夫彦命（ちちぶひこのみこと）が、祖神である八意思兼命（やごころおもいかねのみこと）をお祀りしたことに始まります。

・ご祭神
八意思兼命（やごころおもいかねのみこと）
知知夫彦命（ちちぶひこのみこと）
天之御中主神（あめのみなかぬしのかみ）
秩父宮雍人親王（ちちぶのみややすひとしんのう）

・ご社殿
戦国時代の末期に兵火によって焼失したものを、天正20年（1592年）9月、徳川家康公が大旦那となって、代官である成瀬吉衛門に命じて再建されたのが現在のご社殿です。
建築様式は、本殿・幣殿・拝殿の三棟からなる権現造りで、極彩色に彩られた多数の彫刻群に覆われた豪華な造りとなっており、建造時の棟札と共に埼玉県の重要文化財に指定されています。