日本の子どもの貧困率は16.3%、17歳以下の6人に1人が経済的な貧困状態にあるといわれています。山口県では生活保護世帯は10年で3,100世帯増加、ひとり親世帯は2,700世帯増加、就学援助を受ける子どもの人口も全国平均に比べ10%も高く、子どもを取り巻く状況は年々と厳しくなっています。
家庭の状況や経済的理由で教育を受ける機会に恵まれない、毎日充分な食事を取れない、親が不在がちで独りぼっち、といった状況は、子どもの成長や健康に悪影響を及ぼすだけでなく、貧困の連鎖を生んでしまう恐れがあります。
地域に暮らすわたしたち大人が、子どもたちの問題を自分のこととして捉え、力をあわせて、子どもたちを支えるしくみを作らなくてはなりません。
私たち「こども明日花プロジェクト」は、生まれ育った環境に関わらず、すべての子どもが自分らしく、希望を持って成長できる社会を目指します。