国重要文化財 萬翠荘 4.16

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松山市一番町3-3-7
Matsuyama, Ehime 790-0001
Japan

About 国重要文化財 萬翠荘

国重要文化財 萬翠荘 国重要文化財 萬翠荘 is a well known place listed as Tours/sightseeing in Matsuyama , Tours & Sightseeing in Matsuyama ,

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大正浪漫を今に伝える、日本が誇るフランス風洋館「萬翠荘」

萬翠荘は、大正11年(1922年)旧松山藩主の子孫にあたる久松 定謨(ひさまつ さだこと)伯爵が、別邸として建設したものです。
陸軍駐在武官としてフランス生活が長かった定謨伯爵好みの、純フランス風の建物は、当時最高の社交の場として各界名士が集まり、皇族方がご来県の際は、必ず立ち寄られたところであります。また、裕仁親王(後の昭和天皇)の松山訪問に合わせ、完成を急がせたとも伝えられております。
萬翠荘は戦禍を免れ、建築当時の様子をそのまま残す貴重な建築物として、昭和60年(1985年)に愛媛県指定有形文化財に指定され、2011年11月29日、国重要文化財に指定されました。対象は「萬翠荘」本館、「管理人舎」の二棟です。

建築その物も美術品ですが現在は、絵画、掛け軸、伝統芸術品、各種イベント、個展を随時行っています。

同敷地内には夏目漱石・正岡子規ゆかりの「愚陀佛庵」があり句会が行われておりましたが、2010年7月12日の記録的な豪雨で、松山城の城山における大規模土砂崩れにより全壊しました。