東京都 新宿区 神楽坂にある圓福寺は、文禄5年(1596年)9月3日、加藤清正公により創建された日蓮宗のお寺です。
◇ 徳川家・大奥ゆかりのお寺
圓福寺(円福寺)の由来は、「妙法蓮華経」の功徳により福徳円満の御利益を授かるという意味があります。江戸時代末期、徳川家の祈願所となり、魔・鬼といった因縁を祓った徳川家・大奥ゆかりのお寺です。
そのようなご縁から、徳川家の葵紋の使用を認められた由緒のあるお寺です。
◇ 生御影厄除高祖日蓮大菩薩(しょうみえいやくよけこうそにちれんだいぼさつ)
圓福寺の守護神であり、江戸を代表する江戸三祖師のひとつに数えられております。
日蓮聖人が49歳の時に、自ら開眼(魂入れ)をされた直後、龍ノ口法難(1271年)という迫害を奇跡的に免れたことから、厄除け・開運の力が宿っているとされています。
その迫力・神秘性・ご利益を授かるため、古くより現在まで多くの参拝の方々がお見えになります。
神楽坂にお立ち寄りの際は、ぜひ一度、手を合わせにいらしてください。