北九州空港 (初代) 2.17

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北九州空港 (初代) 北九州空港 (初代) is a well known place listed as Lodging in -NA- ,

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2006年3月15日まで運用されていた北九州空港(きたきゅうしゅうくうこう)は、福岡県北九州市小倉南区大字曽根に位置し、国土交通大臣が設置管理していた日本の空港である。概要太平洋戦争の最中、当時の小倉市曽根に大日本帝国陸軍の曽根飛行場として誕生した。終戦後にアメリカ軍への接収を経て1961年より民間飛行場(国土交通大臣が設置管理していた改正前の空港整備法による第二種A空港)に転用され、北九州都市圏の空の玄関口として運用されていた。旅客定期便の運用が始まるまではグライダーの練習場として使われていたこともあった。民間飛行場としての運用開始後は全日本空輸がYS-11(乗客定員は60名程度)などのターボプロップ機により大阪便を運航していたが、東以外の三方を山に囲まれ霧が立ちこめやすい立地から欠航率が高かった。さらに1975年に山陽新幹線の岡山駅 - 博多駅間が開業したことに伴い利用客が減少。輸送量増と高速化のためには1,500mしかない滑走路を延伸するジェット機化への対応が不可欠であった。しかし滑走路の一方は山に阻まれ、もう一方も曽根干潟に面しており、環境保護の観点から埋め立てができないという立地条件のため滑走路の延伸を断念。1983年に定期便が廃止された。