4月14日より続いております熊本地震は、震度7を2度も記録する未曾有の災害となり発災後、1500回を超す余震が、熊本・大分両県をはじめ各地に大きな被害を齎しております。
まずは犠牲者・御遺族に深甚なる哀悼の意を表し、被災をされました各神社にお見舞い申し上げるとともに、地震の一日も早い沈静化を祈念いたしております。
さて各報道にございますように、余震が続くなか、被災された益城町の氏子の皆様は極めて不便な避難生活を余儀なくされており、神社復興にむけた活動も大変困難な状況に直面しております。
当社におきましては、神殿(256年前築)・拝殿・楼門・社務所・鳥居・境内末社・玉垣・兼務社等々、文化財未指定の歴史的建造物が壊滅的な被害を受けました。応急的に御祭神の遷座と境内の立ち入り規制等、最低限の対応はとった状況ですが手つかずの現状です。
つきましては、大変恐縮ですが、(熊本地震)の風化が今後懸念されることを鑑みて皆様には益城町の現状を広くお伝えし、ご支援と御協力をお願い申し上げます。何卒宜しくお願い申し上げます。