イマティア県 1.45

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イマティア県(Ημαθία / )は、ギリシャ共和国の中央マケドニア地方を構成する行政区(ペリフェリアキ・エノティタ)のひとつ。県都はヴェロイア。地理イマティア県の南東部にはピエリア山脈の一部が連なり、また西部にはヴェルミオ山脈が走っている。県の大部分は谷地で、県内最長の川はアリアクモン川である。南はピエリア県、西はコザニ県、北はペラ県、東はテッサロニキ県にそれぞれ接している。東はテルマイコス湾に面し、アリアクモン川はこの湾に注いでいる。気候イマティア県の気候は、主に夏が暑く、冬が涼しい地中海性気候である。一方で、県中央部および西部の山岳地では、冬が厳しい気候となる。歴史現在のイマティア県の地域は、古代はマケドニア王国が支配していた。イマティアとは、古代はアリャクモナス川とルディアス川の間の地域の名称であり、エデサやアイガイ、ヴェロイア、キティオンといった町を含んでいた。その後ローマ帝国やビザンツ帝国の支配を受け、1400年代にはオスマン帝国に併合された。その後のバルカン戦争の講和条約である、ブカレスト条約およびロンドン条約の結果、ギリシャ王国に編入された。その後、人口は増加して農業も発展し、近代化が進められ、インフラストラクチャー整備も進んだ。希土戦争中は、小アジアからのギリシャ人難民がイマティアにも移住した。第二次世界大戦とギリシャ内戦では、イマティアは大きな被害を受けた。1947年には、イマティア県として、テッサロニキ県から分割された。