三大ピラミッド 1.98

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Giza,
Egypt

About 三大ピラミッド

三大ピラミッド 三大ピラミッド is a well known place listed as Historical Place in Giza , Landmark & Historical Place in Giza ,

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三大ピラミッド(さんだいピラミッド)は、エジプト、ギザの砂漠にある、3基のピラミッドの総称。英語ではGiza pyramid complex(ギザのピラミッド群)と呼ばれる。隣接するスフィンクスとともに、エジプトを象徴するイメージとなっている。造営時期は現在より約4500年前の、紀元前2500年頃とされ、いずれもエジプト第4王朝期に建設されている。古代エジプト王国のファラオの墓陵であり、被葬者はクフ王、カフラー王、メンカウラー王とされる。また、それぞれのピラミッドには王妃たちのピラミッドや衛星ピラミッド、参道やマスタバ墓群などが付属しており、いわゆるピラミッド複合体(ピラミッド・コンプレックス)を形成している。カフラー王のピラミッドの参道入り口にそびえたつギザの大スフィンクスも、このピラミッド複合体の一部に含まれている。こうしたギザに広がるピラミッド付属の墓地遺跡を総称してギザの墓地遺跡(ギザ・ネクロポリス)と呼び、メンフィスとその墓地遺跡の一部として世界遺産に登録されている。前史クフによってこの地にピラミッドが建設されるまで、ギザの地は王墓の地となっていなかった。主に王墓が建設されていたのはギザの南にあるサッカラであり、世界最古のピラミッドとされるジェゼル王のピラミッドもこの地に建設されている。このピラミッドの建設は後世に多大な影響を及ぼし、それまでのマスタバ墓に代わって以後はピラミッドが王墓の中心的な様式となった。ジェゼル王のピラミッドはマスタバ墓を6段積み重ねたような、いわゆる階段ピラミッドであったが、その後ピラミッドの建設技術は進化していった。クフの前の王であるスネフェルはダハシュールに屈折ピラミッドを建設した。これはそれまでの階段ピラミッドから一段階進み、直線の稜線を持っていたものの、下部を急角度で建設したために上部で傾斜角を緩やかにせざるを得ず、上部と下部で傾斜が異なって屈折したように見えるピラミッドとなった。スネフェルはさらにその後、同じくダハシュールに赤いピラミッドを建設した。これは美しい二等辺三角形の形をした、世界最初の真正ピラミッドであり、ここでクフ王のピラミッドの建設を可能とした技術のかなりが出そろうこととなった。